シャトー・ラトゥール(Chateau Latour)はポイヤックの東,ジロンド川に面する丘の上にあるメドック5大シャトーの一つです.シャトー・ラトゥールには,地下の粘土質の地層と表面の大きな礫質の土壌からなるぶどう園があり,面積60ヘクタールほどです.ここからは力強く調和のとれた長期熟成に向いたワインが生まれます.シャトー・ラトゥール(Chateau Latour)の所有者はたびたび変わり,長くイギリス資本でしたが,1993年以降フランス資本となっています.セカンドワインにはレ・フォール・ドゥ・ラトゥール(Les Forts de Latour)があり,シャトー・ラトゥールに比べメルローの比率が高く(25〜30%)新樽使用率は50%です.年間15万本生産されます.若いブドウ樹からはA.O.C.ポイヤック呼称のワインが造られます.
A.O.C. | ポイヤック |
格付け | 第1級 |
面積 | 60ha |
ブドウ品種 | カベルネソーヴィニオン80%,カベルネフラン2%,メルロー18%,プティヴェルドー2% |
新樽使用率 | 100% |
セカンドワイン | レ・フォール・ドゥ・ラトゥール(Les Forts de Latour) |
生産量 | 220,000本(年) |
ウェブサイト | http://www.chateau-latour.fr/index_fra.html |
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